紅型体験


紅型(びんがた)ってなに?

沖縄の伝統工芸のひとつに紅型があります。元々は琉球王国の王族の衣装として作られていて、礼服として着用していたり、中国からの客人を招く際に着用していました。沖縄で「紅」は色全体の事を言い、「型」は模様と言われ、さまざまな色で模様をつける事が紅型と呼ばれています。そして現在では、洋服や雑貨など様々なものに紅型が染められ、親しまれています。

 

ひらりよ商店では、紅型体験を、お子さまから大人まで楽しく体験していただく事ができます。ご持参いただく道具はなく、手ぶらでお越しいただき、その日にお持ち帰りいただけるもの楽しみのひとつです。さらに、がま口やポーチなど、お好みの布製品に加工することもできます。

紅型の作り方

① デザイン選び

あらかじめ糊置きされたデザインをお選びいただきます。デザインは大人気のお魚や花、古典柄などがあります。

【時間】約5分〜10分


② 色差し

選んだデザインに色をつけていきます。紅型の色の付け方は2工程。まずは「配色」と呼ばれる工程で、全体的に色を付けていきます。顔料をつけた刷毛で、円を描くように生地に顔料を刷り込んでいきます。

 

「配色」が終わると次は「隈取り」と呼ばれる工程で、配色した色の上に濃い色を乗せていきます。そうすることで立体感を出す事ができます。隈取りも配色と同じく円を描くように刷り込みます。お好みの色差しをしてみましょう。

【時間】約30分〜40分


③完成

ドライヤーとアイロンで熱処理をしてお渡しします。

 

ご自宅に戻られてから、作品をぬるま湯に2〜3時間浸けてください。

その後、流水でやさしく糊を洗ってください。糊が落ちたら乾燥させて完成です。糊を落とすと、配色や隈取りの時点では想像がつかない綺麗な模様に感動することでしょう。

 

※がま口やポーチになどに加工をご希望の方は、7日〜10日ほどお預かりさせていただき、加工後ご自宅などに発送させていただきます。(配達料店舗負担)

 

 


紅型を体験する

・体験のご予約は、できるだけ希望日の前日までにいただけますようよろしくお願いします。なお、日時によってはご予約をお受けできない場合もございます。

・ご予約は1名様〜4名様で承っております。

・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。